毎年おとずれる猛暑は、
うちわや扇風機でしのぐのもつらいほどの暑さですね。
熱中症という危険性もありますから、
もはや、エアコンは欠かせない電気設備となっていて
年間約800万台のエアコンが国内で出荷されているほどです。
それでは、どのようなエアコンを選べばいいのか?
購入したあとに後悔しないエアコンの選び方について
ポイントを3つご紹介します。
① 部屋の広さ
② 能力
③ その他
今回は、3つのポイントのうち
「① 部屋の広さ」について、お話ししていきます。
まず一番に注目するべきなのが「①部屋の広さ」です。
ただし、部屋の広さといっても注意が必要なのです。
理由は、建物の構造に関係しています。
木造の家、鉄骨の家、鉄筋コンクリートの家など、
住宅の構造の種類はさまざまですから、
どの構造物も同じような効果が得られるとは限らないからです。
各メーカーのカタログや、家電量販店の価格表示などのところに
目安となる畳数が表記されています。
たとえば「6~9畳」と書かれていた場合、
「6畳から9畳程度の部屋で使えるんだ」と思うかもしれません。
しかし、この表記はそういった意味ではなく、
下記のような目安を示しています。
6畳・・・木造平屋建て 南向きの部屋
9畳・・・鉄筋コンクリート集合住宅 中階層 南向きの部屋
というのが、この目安の正しい読み方となります。
鉄筋コンクリート造りは、木造よりも密閉率が高いので、
エアコンの効果が得られやすくなるので、
目安となる部屋の広さに、違いができるというわけになります。
ちなみに、「南向き」というのは、
日当たりのよい、室内温度の上がりやすい部屋が想定されています。